紙面多言語Web化システムの紹介

ユニバーサルデザイン・環境対応

紙媒体として制作されたパンフレットや冊子を、
Webサイトとして再構築し、多言語で切り替え表示できるシステム。
AI技術とWeb制作技術を活用し、サンプルサイトを制作しました。

はじめに

 当社では、紙媒体として制作されたパンフレットや冊子を、Webサイトとして再構築し、多言語で切り替え表示できるシステムの検証を進めています。

 本システムでは、AI技術と既存のWeb制作技術を活用し、紙面に含まれるテキスト、画像、レイアウト要素を整理しながら、Webで閲覧しやすい形へ再構成します。

今回は、その活用例として、観光ガイド風のサンプルサイトを制作しました。

紙媒体をWebで使いやすい形へ

 パンフレット、冊子、ガイドブック、カタログなどの紙媒体には、紙面ならではのデザインや情報整理があります。
 一方で、スマートフォンでの閲覧や海外向けの情報発信を考えると、PDFをそのまま掲載するだけでは使いにくい場面もあります。
 本システムでは、紙面の雰囲気を残しながら、Webサイトとして読みやすく、操作しやすい構成へ再構築しました。

多言語切り替えに対応

 今回制作したサンプルでは、日本語・英語・中国語の切り替えに対応しています。

 同じデザインの中で言語を切り替えられるため、利用者は必要な言語を選んで閲覧できます。
 海外向けの観光案内、施設案内、製品情報、自治体向けガイドなど、既存の紙媒体を活かした多言語展開に活用できます。

レスポンシブにも対応

 当サービスで制作するWebサイトは、PC・タブレット・スマートフォンなど、閲覧するデバイスに合わせて表示を最適化します。

 紙面をそのままWebに置き換えるだけでは、スマートフォンで文字が小さくなったり、画像や地図が見づらくなったりする場合があります。
 本システムでは、画面幅に応じてレイアウトや文字サイズ、画像の見せ方を調整し、どのデバイスでも読みやすい構成になるよう再設計します。

 また、多言語表示では、翻訳後の文字量によって見出しや本文の長さが変わります。
 そのため、日本語・英語・中国語など、言語ごとの表示差も考慮しながら、レイアウトが崩れにくいWebサイトとして構築します。

 紙面を単純に画像として貼り付けるのではなく、AIを活用して紙面内の要素を整理し、Webサイトとして扱いやすい形に再構成します。
 具体的には、元データ(PDF, IDML)から本文テキスト写真アイコン地図レイアウト情報などを自動的に抽出・整理し、上記のように管理することで、紙面の雰囲気を残しながら、Web上で再利用しやすいデータ構造に変換します。


 多言語対応では、日本語・英語・中国語のテキストを同じ項目ごとに対応付けてJSON形式で管理します。
 見出しや本文、地図内のラベルなどを言語ごとに差し替えられるため、同じデザインを保ちながら多言語表示が可能で、対応関係が明確なため更新も安全に行えます。


このような用途に適しています

本システムは、次のような紙媒体コンテンツへの活用を想定しています。

 特に、インバウンド対応や海外向け情報発信を行いたい場合、既存の紙媒体を活かしながら多言語Webサイトへ展開できる点がメリットです。

さいごに

 紙媒体として制作されたパンフレットや冊子には、デザインや情報整理の面で多くの資産があります。
 当社では、そうした既存の紙媒体コンテンツを活かしながら、Webサイト化、多言語対応、スマートフォン対応など、用途に応じた形へ再構成する取り組みを行っています。

 本システムは、当社の「データ加工×ビジュアル化支援サービス」の一環として、紙面データをより活用しやすい形へ展開するためのサービスです。
 既存のパンフレットや冊子をWebでも活用したい、多言語対応を行いたい、PDF掲載だけでは伝わりにくい情報を整理したいなどのご要望がありましたら、お気軽にご相談ください。

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