明昌堂クリエイティブレポート

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▲「マークアップテキスト→数式」をクリックすることで自動的に数式に変換されるWordの数式をまとめてInDesign上で再現Wordの数式機能で作成されている箇所を独自のマクロを使用し事前加工を行うWordのテキストを取り込み独自のプログラムを実行インラインオブジェクト方式で自動的に数式が組み上がる独自開発のプラグイン「AutoMath」。「Wordデータから自動組版」ボタンでInDesignへ一括変換。Wordへの書き出し機能も実装していますパレット上で直接MathMLを入力して数式に変換することも可能ですインラインオブジェクト方式XML組版方式InDesignInDesignInDesignWordWord■数式自動組版の現在地　これらの研究成果により、従来「Wordの数式はInDesignで扱いづらい」とされていた問題が大きく改善されました。現在ではむしろ、Word数式を積極的に活用する方向へとシフトしています。　ただし現状、高等数学以上の数式に見られる高度な記号や複雑な構造は扱うことができず、対象は中学数学までに限定しています。　原稿作成の際は、弊社が提供するWordテンプレートをご使用いただくのが最も効率的です。テンプレートを利用することで、複数の執筆者が参加する場合でhttp://www.meisho-do.co.jpNovember 12.2025Meisho-do Creative Report Vol.862/2も原稿指定の統一が可能になります。原稿作成から組版までの流れが一貫して効率化され、編集者の負担軽減、品質の安定、そして作業時間の短縮によるコストダウンが期待できます。　もちろん手書き原稿の入稿にも対応しており、その場合は当社でWord入力をいたします。XML組版方式なら数式をWordに書き出してお渡しすることも可能です。　今後も当社は、教育の現場で求められる「見やすく、正確で、美しい数式組版」を追求し、InDesignやMathMLをはじめとする最新技術を融合させた次世代の組版環境の構築を目指してまいります。