▲PDFEPUB電子書籍(リフロー型・固定レイアウト型)リフロー型(可変レイアウト)または固定レイアウト型電子書籍リーダー、アプリ、PC、スマホデバイスやビューアに依存対応(リフロー型は特に優秀)標準装備(ナビゲーション)テキスト主体なら軽量、画像多いと増加PDFベースなのでやや重めだが最適化可比較的重め(解像度に依存)電子書店、専用リーダーアプリ基本不可(ストア依存)多デバイス最適化、リーダー機能充実、アクセシビリティ対応工数が多く、制作コストがやや高い主な用途表示形式デバイス対応操作感文字検索目次・リンク動画・音声の埋め込みEPUB 3で可能データ容量配信方法アクセス解析制作難易度中(HTML/CSSの知識が必要)主なメリット主なデメリット電子カタログカタログ、パンフレット、雑誌、営業資料固定レイアウト+ページめくり演出ブラウザ対応(PC・タブレット・スマホ)アプリ不要紙冊子に近い「めくり」演出あり対応(テキストデータがある場合)目次リンク・ページリンク設定可能対応(動画・Webリンクを埋め込み可能)Webサイト埋め込み、URL共有、限定公開も可対応(閲覧履歴・滞在時間など取得可)不可(単体ではログなし)低~中(PDFがあれば簡単変換)紙の体験を再現しつつデジタル拡張できる、営業・販促に強いリフロー型の柔軟なテキスト対応はできない印刷用データ、閲覧用配布資料固定レイアウト(ページそのまま)PC、スマホ(ビューアに依存)ページスクロール、ズーム中心対応(テキスト埋め込み必須)手動設定(リンク埋め込み)基本不可(一部対応ビューアあり)メール添付、Webサイト公開、DL配布低(DTPデータから直接作成)レイアウトの完全保持、印刷との親和性が高い検索性、拡張性が低い書籍コンテンツのマルチメディア展開といえば、まずは電子ブック。紙の書籍と同時制作でコストダウン、過去データの電子化も承ります。EPUB、電子カタログ等、用途に合った形式を提案します。■EPUB制作のQ&AQ:EPUB制作のために必要な入稿データは?A:印刷物の校了データとPDF(トンボ無し、単ページ)を入稿いただきます。印刷物は作成せず電子書籍だけを作成する場合は、Wordなどのテキストデータだけでもかまいません。ただし見出し類の指定が必要となります。Q:縦組みのルビや音声の埋め込みなどは可能?A:印刷物と同様にルビを付与することができます。また、動画や音声の埋め込み、音声の読み上げ機能を実装することも可能です。Q:電子書籍を校正する際のポイントは?A:文字校正は不要ですが、文字化けや字形の変化については確認が必要です。特にリフロー型では、タイトルや見出しの流れ、文字サイズを変えたときのレイアウト崩れなど、読者目線でのチェックが必要です。■EPUBの特長 電子書籍にはかつて多くのデータ形式が存在していましたが、現在はEPUBが標準仕様となりました。 EPUBのデータは、HTML(テキスト構造)とCSS(スタイル指定)で構成されています。そのため、Webコンテンツ制作の技術を活かして制作でき、自由度の高いレイアウトやデザイン表現が可能です。 EPUBにはリフロー型(可変レイアウト)とFIX型(固定レイアウト)の2種類の形式があります。リフロー型は使用するデバイスや文字設定に応じて文章や画像が自動的に再配置されます。スマートフォン、タブレット、PCなど、さまざまな端末で快適に閲覧できるのが大きな利点です。FIX型は印刷物と同じレイアウトで閲覧でき、主にマンガや雑誌、絵本などに採用されていますが、画面サイズが小さいと読みづらいというデメリットがあります。http://www.meisho-do.co.jp■「EPUB」「電子カタログ」「PDF」の比較May 26.2025Meisho-do Creative Report Vol.841/2電子書籍・電子カタログ制作のご案内
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