明昌堂クリエイティブレポート
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1/2http://www.meisho-do.co.jpMeisho-do Creative Report Vol.46September 10,2018PDF加工技術のご紹介PDFの加工・処理を専門のソフトウェアで行うことで、書籍コンテンツの制作効率を上げ、品質を向上させることができます。当社の作業事例や検査方法についてご紹介いたします。能です。 学習教材の多くでは、「教師用」と「生徒用」、または「本誌」と「解答」の刷り分けが行われます。PitStopを使った制作フローでは、まず教師用だけに入る要素(解答)は特色で作成しておき、教師用のPDFを書き出した後に特色版だけを削除して生徒用のデータを作ることができます。 また、C版とK版で作られた2色印刷用のデータなども、C版を実際の刷色である特色に変換することができますので、校正時にわかりやすいだけでなく電子書籍化する際にも有効な手段となります。 このようにPitStopでの後加工を前提にすることで、InDesignデータを複数作り分ける必要がなくなります。品質・効率の両面で大きなメリットといえます。▲■高度なPDF編集にはPitStop PDFの編集用ソフトと言えば、まず挙げられるのがAdobeのAcrobat DCです。しかし、PDF/X-1aやPDF/X-4を印刷用の製版データとして使用することが多くなった現在、Acrobat DCでは対応できない高度なPDF編集、加工が必要になることがあります。 製版データとしてのPDFは、CMYKの各版が印刷に適した状態になっている必要があります。こういったPDFを検査したり修正したりするためには、PitStopという専用アプリケーションが必要です。PitStopは、PDFデータに対するあらゆる編集・加工・検査をひとつのアクションとして設定する機能を持っています。さらにPitStop Serverと組み合わせることで、大量のファイルを自動的にかつ高速に処理することが可2色印刷のデータは、一般的にプロセスカラー(C版とK版もしくはM版とK版)で作成します。実際の刷色が特色の場合、刷色と異なる色で校正しなければなりません。しかしPitStopを使って特色に変換することで実際の刷色に近いイメージを再現できます。C版とK版C版を特色に変換学習教材の解答ページは、本誌ページの解答部分だけを色版として保持し他の部分をグレースケール化して作成することが一般的でした。PitStopでは特定の版を保持したままグレースケール化することが可能ですので、解答用の別データを作成する必要がありません。PDFを特色に変換事例❶特定の版を保持したままグレースケール変換事例❷

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