1/2http://www.meisho-do.co.jpMeisho-do Creative Report Vol.61効率的なDTP制作の実例紹介DTP制作には様々なアプリケーションが使われますが、工夫次第でデフォルトの機能以上の効果を出すことができます。当社の独創的なアイデアで作業効率や品質を向上させた実例を紹介します。September 07 ,2021▲とを思いつきました。当社にはフォント作成の技術と実績があります。フォント作成ソフトを使って、大きな括弧とマス目が入力できる特殊なフォントを作成しました。このフォントは1〜4をタイプすると4種類のサイズの大きな括弧が打て、a〜cをタイプすると3種類のマス目が打てるようマッピングされています(図3)(図3)。 これらのオブジェクトがフォントになっているメリットは、簡単に文中に挿入できるのはもちろん、ルビとして扱えるということです。今回の実例では大きな括弧をルビとして挿入しています。そうすることで、親文字が移動した際にもオブジェクトが追従してくれるのです。 この手法が使えるのは挿入するオブジェクトが1色である場合に限られるのですが、導入により組版作業の工数を減らし、併せてミスのおそれも軽減することができました。■工夫やアイデアで図る効率化 DTPアプリケーションは、毎年のようにバージョンアップが繰り返され高機能化しています。それでも、「こんな機能があれば、今行っている作業をもっと効率的にできるのに」といった思いは尽きません。そんな時、当社の制作現場では機能の実装を待つのではなく、手持ちのアプリやシステムなどのリソースを最大限に活用しながら、その代替を試みます。時には既存の機能をメーカーが思いもよらないような使い方をすることもあります。また、いくつかのアプリを組み合わせたり、スクリプトを作成して複数の工程を自動化したり、アイデア次第で多種多様なフローが実現可能です。■実例1:特殊なフォントを作成 学習教材には、解答を書き込むためのマス目や大きな括弧が頻繁に使われます(図1)(図1)。通常このような部品は、別のフレームにテキストや画像オブジェクトを配置し、それをコピーして文中にペーストするという手順で、インラインオブジェクトとして文中に挿入します。その後、位置の微調整を行っていきますが一連の工程にはかなりの手間がかかります(図2)(図2)。 そこで、それらのオブジェクトをフォント化するこ図2:通常はインラインオブジェクトとしてひとつずつ本文中に組み込むため、手間がかかります。図1:学習教材にはこのように解答を書き込むための大きな括弧やマス目が頻繁に使われます。図3:フォント作成ソフトの画面。大きな括弧やマス目のオブジェクトを取り込んでフォント化を行います。51日づけと よう日[光1・上]▼ こたえは、うらに あります。あたらしい かん字よみかたが あたらしい かん字よみましょうよ む① 花91が さく。② 六42日4の 水41よう日。③ お正42月4は 休91みだ。④ 天41の川⑤ 木41よう日に なる。⑥ お金91を はらう。⑦ 大41すきな 土91あそび。64〜65KD_M12_51_4C+++.indd 51KD_M12_51_4C+++.indd 512021/06/29 11:402021/06/29 11:4052[光1・上]① aはなが さく。② aむいcかの aすいようび。③ おaしょうcがつは aやすみだ。④ aあまの川⑤ aもくようびに なる。⑥ おaかねを はらう。⑦ だいすきな つちあそび。か くかきましょう▼ こたえは、おもてに あります。ひづけと ようび64〜65KD_M12_52_4C+++.indd 52KD_M12_52_4C+++.indd 522021/06/29 11:442021/06/29 11:44
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