明昌堂クリエイティブレポート
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■明昌堂の英語組版の特徴 当社では学参英語組版のルールをマニュアル化し、安定した品質を実現しています。また、これらのルールに則りInDesignに各種設定を施すことで、複数のオペレータが作業をする際にも統一が保てるようになっています。・和欧文間、英文中のアキ・約物のツメ設定・単語間の間隔・英文内で使用する特殊文字 以上のような点で会社独自の規則を設けています。下にご紹介するのはその一例です。もちろん、お客様のハウスルールがある場合はそちらに従いますのであらかじめご指示をいただいています。■合成フォントの設定について 英語の組版とはいえ、そのほとんどが和欧混植になります。一般的に、英語の書体はセリフ系であればCenturyやTimes、サンセリフ系であればHelveticaなどが使用されます。和文フォントに収録されている英語の書体はあまり使われません。実際の作業時には、和文には和文フォント、欧文には欧文フォントが自動的に選ばれるような設定をします。これが「合成フォント」です。 InDesignは、「漢字」「かな」「全角約物」「全角記号」「半角欧文」「半角数字」という分類毎に別のフォントを設定する合成フォントの機能を持っています。また、フォントサイズやベースラインなども細かく設定できます。1/2http://www.meisho-do.co.jpMeisho-do Creative Report Vol.35April 05,2017英語の組版について学参英語の組版には様々な基本ルールが存在しています。当社は長年の経験からそれらをマニュアル化することで、効率的で美しい英語組版を実現しています。▲明昌堂の英語組版マニュアル(一部抜粋)7 ジャンル別ルール▶英文内で使用する文字 ・“ ”、‘ ’、? ! & ¥ % $ などは、全て半角モノを使用。   ※あくまでも“英文内”なので、和文内で和文として使用する場合は全角とする ・( )などカッコ類は、半角モノでは→( )と形が悪いため、全角モノを使用。 ・コロン(:)、セミコロン(;)は全角どりが基本。全角モノを使用する。   ※半角モノ+欧文スペース(例 A: Excuse me.)を使用する場合もあるので修正作業などでは確認が必要 ・英文内で使用する 3 点リーダーは、…ではなく...(ピリオド3つ)が基本。  例 Don’t worry ... no candles ! ※和文内では…を使用▶アキ/ツメの統一 ●和欧文間のアキ   特別な指定がある場合を除き、和文と欧文との間は 4 分アキを基本とする。   刷り本・見本などがついている場合はそちらを参照。  例 be afraid to ~ は~するのを恐れるという意味。だから A は              4 分アキ ※~までがひとつの英文という扱い   4 分アキ    be afraid to ~. は~するのを恐れるという意味。              4 分アキ ●!・?の前のアキ   英文内にある?や!の前は欧文間のスペースではなく、 4 分アキが基本。  例 What do you like this job ? 4 分アキ ●( )や〔 〕類のツメ   英語では、原稿での指示の有無に関わらず、初校時から以下のように統一する。  例 This is the song that〔which〕 I like.                    ツメ  ➡ この場合、that ではなく which でもよいという意味の〔 〕(他に[ ]や( )のときなど様々)なので、“that〔which〕” までをひとくくりとし、〔 の前をつめる。  例 a son (who is) called Akira        ツメない∧∧∧∧∧∨∧ール。ィなど don’とがあこと。ること。お客様からの指定が無い場合には、社内で設定したルールに従って英語組版を行うよう全オペレータを教育しています。

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