明昌堂クリエイティブレポート
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2/2http://www.meisho-do.co.jpMeisho-do Creative Report Vol.23Oct 21,2013▲ジョンをお勧めします。CS4以前で作成してしまうと、改訂時などにバージョンを上げようとする際、前述したトラブルが付きまとってしまいます。CS5以降であれば、紙媒体制作の機能としてはほぼ完成の域に入っておりトラブルも少なく安定しています。さらに、将来の電子化を見据えるのであれば、デジタルコンテンツ向けの機能が充実したCS6以降が良いでしょう。EPUB3.0への書き出しやAdobe DPSでのコンテンツ制作向けの機能がフル活用できます。 今後PCのOSがバージョンアップするについて、古いバージョンのInDesignが段階的に使用できなくなるのは間違いありません。当社では、Ver.1.0以外すべてのバージョンに対応可能ですが、データという資産をより長く、効果的に活用するために、CS5以降での制作をお勧めしております。 CS5より角丸の設定の仕様が変わり、角を個別に設定ができるようになりました。これが原因となり、CS4以前のデータをCS5以降で開くと角Rの設定値に不具合が生じることがあります(図①)。②異体字属性の伝染 CS4以前のデータからCS5にバージョンアップする際に一部の文字が化けてしまうことがあります。これは「異体字属性の伝染」と言われるInDesignのバグによるものです(図②)。このバグについては、チェック用のツールが開発されています。当社では、CS5へのバージョンアップの際には必ずこのツールを用いてチェックすることをルール化しています。■今後のバージョン選択 これからデータ作成するのであれば、CS5以降のバー図①角丸オブジェクトの設定の変化図②異体字属性の伝染Meisho-do Technical Note Vol.80 InDesignCS5から、角オプションの仕様が変わり、角ごとに個別に数値を設定できるようになりました。その弊害として、CS4以前のファイルをCS5で開くと、角オプションを使用している箇所が崩れる場合があります。 可能性があるのは、4つの角以外にポイントが追加されたオブジェクトです。CS1〜4CS5対応策 CS5に上げる前に、[オブジェクト]→[パス]→[パスを開く]でパス化しておきます。そうすれば、角オプションの設定は無効になるので、CS5で開いた時に崩れなくなります。◀角Rが設定されているCS1〜4のデータでオブジェクトに余分なアンカーポイントが追加されていると、CS5で開いた際に不自然な形状になってしまいます。(Takashi Kamimura)0026_120820標準作業マニュアル InDesignCS5以前からCS5にバージョンアップする際に一部の文字が化けてしまうことがあります。これは「異字体属性の伝染」と言われるInDesignのバグによるもので、特定の異字体属性の付いた文字の前後に書式スタイルの無い文字をペーストすると、その文字にも同じ異字体属性が付いてしまうものです。 CS2~4では表面上この異字体属性が影響することはありませんが、CS5では異字体の表示法の仕様が違うため、CS5に上げた際に字形が変わってしまう場合があります。避ージInDesignCS5以前から5以上に上げる際の異字体バグチェック方法Standard operations list (Takashi Kamimura)0026_120820標準作業マニュアル InDesignCS5以前からCS5にバージョンアップする際に一部の文字が化けてしまうことがあります。これは「異字体属性の伝染」と言われるInDesignのバグによるもので、特定の異字体属性の付いた文字の前後に書式スタイルの無い文字をペーストすると、その文字にも同じ異字体属性が付いてしまうものです。 CS2~4では表面上この異字体属性が影響することはありませんが、CS5では異字体の表示法の仕様が違うため、CS5に上げた際に字形が変わってしまう場合があります。 この異字体属性のバグによる文字化けを防ぐために、InDesignCS5以前からCS5以上に上げた時に、必ず専用アプリによる異字体バグのチェックを行うこととします。次ページよりその手順を解説します。InDesignバージョンアップ時の異字体属性バグによる文字化けの回避対象商品InDesignCS5以前からCS5以降のバージョンアップする必要のある商品概 要専用アプリによる異字体バグ検出対象者組版オペレータ対象アプリInDesignCS5以下→5以上InDesignCS5以前から5以上に上げる際の異字体バグチェック方法◀CS1〜4では正常に表示されていた文字がCS5で開くと文字化けしてしまいます。これはInDesignのバグであり、専用のツールを使用したチェックが不可欠です。以降

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