明昌堂クリエイティブレポート
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2/2▲続けるのか、業界全体が未だ様子を窺っているところです。■当社でサービス可能な形式 当社でも、様々なフォーマット、ファイル形式の研究を進めており、今回ご紹介する形式についてはサービスの提供を始めています。また、今後XMDFやSpinMediaでの制作サービスも行っていく予定です。・MCBook形式 リフロー系のフォーマットで、モリサワの書体が使えるというのが最大の特徴。DTPデータからの変換も用意に行え、印刷物から電子書籍まで一貫した制作フローが構築できます。自動段組処理やルビ表示の有無など、ビューアーの機能も豊富です。もちろん、ページ内に画像や動画を埋め込むことも可能です。・Flipper形式 Webでの公開を基本としたFlashベースの形式です。PCだけでなく、iPhone/iPad、Androidでの閲覧も可能。豊富な機能を有しながらも、PDFデータから簡単に作成することがきる点も特長です。電子書籍だけでなく、CD/DVDで配布する、電子教材にも利用可能です。・簡易iPhoneアプリ 単体のiPhoneアプリ形式の電子書籍をスピーディーに作成できます。「電子書籍として基本機能があればよい」「時間も予算も限られているが」といったお客様に最適です。 電子書籍の元となるデータは、印刷用のInDesignデータやPDFデータです。当社にご用命いただく際には、DTP作業から一貫して発注していただけると、スムーズです。お気軽に弊社担当営業までご相談ください。http://www.meisho-do.co.jpMeisho-do Creative Report Vol.9April 12,2010◎簡易iPhoneアプリ目次・サムネイル目次・ブックマークなど、電子ブックとして必要最低限の機能に絞りこみ、その分お手軽にご利用いただけるiPhone専用のサービスです。PDFがベースとなりますので、書体や文字の大きさなどは制作時に自由にお選びいただけます。また、動画の埋め込みやWebサイトへのリンクも可能です。自費出版をご希望の方にもオススメです。ファイル形式特長リフロー系ePUB米国では標準だが、縦組みやルビなど日本語表現が弱いAZWKindleのファイル形式.book日本での普及率が高い。縦組みやルビもサポートXMDFMCBookモリサワが開発。制作ツールの完成度が高く、DTPデータとの親和性も高い。画像(ラスタライズ)系PDF世界的に普及率高く、対応するビューワーも多いebi.j漫画での普及率が高いSpinMedia主に電子雑誌で使われる■電子書籍のフォーマット フォーマットは「リフロー系」「画像(ラスタライズ)系」と2つに大別できます。・リフロー系 読み手が文字サイズなどを変更でき、ページ数が可変する(リフローする)形式です。可変するという特性上、雑誌のような複雑なレイアウトには向きません。主にテキスト主体の書籍で利用されます。・画像(ラスタライズ)系 PDFや画像をベースとするため、雑誌などの複雑なレイアウトものに向いています。リフロー系に比べデータ容量が大きいというデメリットがあります。雑誌や漫画はほとんどがこの形式です。■多種多様なファイル形式 リフロー系、画像(ラスタライズ)系それぞれにさらに細かな形式が存在します。そのいくつかを下表に挙げています。米国では、ePUBが事実上のスタンダードになっていますが、日本での状況は混沌としています。どの形式が主流になるのか、それとも各形式が存在し

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