明昌堂クリエイティブレポート
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「D傍点」「D傍点」「C文字色」「C文字色」▲2/2October 15 ,2021 またABCDのどれか一つではなく、二つ以上を今回の方法で一括処理したい場合は、2の①まで工程を終えた上でスクリプト「00すべてのタグを文字スタイル.jsx」を使用すると、一度でスタイルの適用が可能です。 またABCDのどれか一つではなく、二つ以上を今回の方法で一括処理したい場合は、2の①まで工程を終えた上でスクリプト「00すべてのタグを文字スタイル.jsx」を使用すると、一度でスタイルの適用が可能です。 またABCDのどれか一つではなく、二つ以上を今回の方法で一括処理したい場合は、2の①まで工程を終えた上でスクリプト「00すべてのタグを文字スタイル.jsx」を使用すると、一度でスタイルの適用が可能です。※ 「太字」と「下線」、「文字色」と「太字」など、複数の属性が適用されている文字の場合、後から適用した文字ス※ 「太字」と「下線」、「文字色」と「太字」など、複数の属性が適用されている文字の場合、後から適用した文字スタイルがイキになります。そのような場合は従来の方法、文字色を付けての変換(標準作業マニュアル T11/p.5)タイルがイキになります。そのような場合は従来の方法、文字色を付けての変換(標準作業マニュアル T11/p.5)※ 「太字」と「下線」、「文字色」と「太字」など、複数の属性が適用されている文字の場合、後から適用した文字スを併用するか、悩んだら技術開発部に相談してください。を併用するか、悩んだら技術開発部に相談してください。タイルがイキになります。そのような場合は従来の方法、文字色を付けての変換(標準作業マニュアル T11/p.5)を併用するか、悩んだら技術開発部に相談してください。・他の文字飾りについて・他の文字飾りについて2021.5.31●特殊 前述した「B蛍光ペン」の他に、同様の手順で各マクロ処理・クエリとスクリプトを使用することで、以下の種類 前述した「B蛍光ペン」の他に、同様の手順で各マクロ処理・クエリとスクリプトを使用することで、以下の種類・他の文字飾りについての飾りについても処理が可能です。各材料は、同じく「others」→「02_材料・資料」→「V_Word文字飾り」に入の飾りについても処理が可能です。各材料は、同じく「others」→「02_材料・資料」→「V_Word文字飾り」に入 前述した「B蛍光ペン」の他に、同様の手順で各マクロ処理・クエリとスクリプトを使用することで、以下の種類っています。っています。の飾りについても処理が可能です。各材料は、同じく「others」→「02_材料・資料」→「V_Word文字飾り」に入「A飾り(太字・下線・斜体・打ち消し線・上付き下付き)」「A飾り(太字・下線・斜体・打ち消し線・上付き下付き)」っています。「A飾り(太字・下線・斜体・打ち消し線・上付き下付き)」「C文字色」「D傍点」上図がInDesignに取り込む前のWordの状態。太字や斜体などWordの文字飾り機能が使われている。これを専用のプログラムで処理すると下図のようにInDesign上で同じように再現される。2021.5.31●特殊2021.5.31●特殊PDF書き出しおよびプリント時にのみ仕上がり線を付加することが可能。「初校」「再校」などのスタンプ機能もある。ルビに、解説やキャプションなど大人が読む箇所はルビを付けないという作りになっています。 当社には自動で漢字にルビを振るツールがあります。しかし、このツールは選択した範囲すべてにルビが振られるため、ルビを付けない部分を指定しなくてはなりません。そこで、著者様がレイアウトしていただく際に、子どもが読む箇所と大人が読む箇所をレイヤーで分けていただきました。当社でレイヤーを選択して総ルビの処理をすることにより、ルビの振り分けができました。お客様側と当社、双方にとって大きな手間の削減となり、結果的にコストダウンにつながりました。MCR24■紙原稿へのマーカー指定が不要に 今般のコロナ渦により出版業界でもテレワークが拡がっています。在宅作業では、プリンタやスキャナなど十分な設備がなく、これまで紙にプリントして行っていた原稿への赤入れやマーカー指定を行うことが難しい場合があります。 そこで、見出しや強調文字などの指定を紙で行うのではなく、Wordの文字飾り機能を使ってもらうことを提案しました。 Wordには太字や下線、蛍光マーカーなど様々な文字飾りの機能がありますが、デフォルトの機能ではWordの蛍光マーカーや一部の文字飾りをInDesignへ反映させることができません。当社では専用のプログラムを使用することで、Wordのあらゆる文字飾りを再現させることができます。 また文字飾りをそのまま再現するだけでなく、赤色は大見出し、青色は中見出しといったように、文字色で文字スタイルの指定を行うことも可能です。 この方法で紙のプリントアウトが不要となり、Wordデータだけで原稿と指定が完結します。当社にとっても、Word上の指定を自動的にInDesignデータに取り込むことができるため、品質向上と省力化が期待できます。MCR28,44■仕上がり線を自動で付与するプラグイン 出版物の校正を行う際、文字のはみ出しがないか、裁ち落とし部分の塗り足しがあるか、などを確認するために、多くのお客様がトンボに合わせて仕上がり線を手で引いています。しかし、この作業は校正するページ数が増えると大きな負担になってしまうため、「校正紙(プリントまたはPDF)に仕上がり線を入れてほしい」という要望をいただくことがあります。 もちろんInDesignデータ上に仕上がり線を入れることは可能です。しかし、仕上がり線が入っていることはInDesignの作業画面で非常に確認しづらく、校了時に削除することを忘れ、そのまま印刷されてしまうというリスクがあるのです。 当社では、プラグインを用いてプリントやPDFだけに仕上がり線を表示させています。そのため事故を心配することなく、お客様が仕上がり線を手で引く労力を省くことができます。MCR47,48,53http://www.meisho-do.co.jpMeisho-do Creative Report Vol.62WordInDesign

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