明昌堂クリエイティブレポート
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 よ ようう日びさく。さく。ようび。う日。だ。みだ。をははららうう。。そあびそ。び。▼▼ こ こたたええはは、、おうもらてにによみかたがかん字あたらしいかん字あたらしい よみましょうかきましょうょう ▲ ①①②②がのはの は川 つ くまいないすねいち の川ようう日びににななるる。。すききなな あ ありりまますす。。[光1・上][光1・上]64〜6564〜65KD_M12_52_4C+++.indd 52KD_M12_52_4C+++.indd 52KD_M12_51_4C+++.indd 51KD_M12_51_4C+++.indd 512021/06/29 11:402021/06/29 11:402021/06/29 11:442021/06/29 11:44September 07 ,2021よ むか く日ひづづけけとと1/2⑦⑦⑤⑤③⑥③⑥ 六42日4 天41の 大41す 花91が 木41よ お お お お金91を正42月4だaもaあaむaはaかaしcかcが 土91あ 水41よ 休91みつaすaや図1:学習教材にはこのように解答を書き込むための大きな括弧やマス目が頻繁に使われます。④④■工夫やアイデアで図る効率化 DTPアプリケーションは、毎年のようにバージョンアップが繰り返され高機能化しています。それでも、「こんな機能があれば、今行っている作業をもっと効率的にできるのに」といった思いは尽きません。そんな時、当社の制作現場では機能の実装を待つのではなく、手持ちのアプリやシステムなどのリソースを最大限に活用しながら、その代替を試みます。時には既存の機能をメーカーが思いもよらないような使い方をすることもあります。また、いくつかのアプリを組み合わせたり、スクリプトを作成して複数の工程を自動化したり、アイデア次第で多種多様なフローが実現可能です。■実例1:特殊なフォントを作成 学習教材には、解答を書き込むためのマス目や大きな括弧が頻繁に使われます(図1)(図1)。通常このような部品は、別のフレームにテキストや画像オブジェクトを配置し、それをコピーして文中にペーストするという手順で、インラインオブジェクトとして文中に挿入します。その後、位置の微調整を行っていきますが一連の工程にはかなりの手間がかかります(図2)(図2)。 そこで、それらのオブジェクトをフォント化することを思いつきました。当社にはフォント作成の技術と実績があります。フォント作成ソフトを使って、大きな括弧とマス目が入力できる特殊なフォントを作成しました。このフォントは1〜4をタイプすると4種類のサイズの大きな括弧が打て、a〜cをタイプすると3種類のマス目が打てるようマッピングされています(図3)(図3)。 これらのオブジェクトがフォントになっているメリットは、簡単に文中に挿入できるのはもちろん、ルビとして扱えるということです。今回の実例では大きな括弧をルビとして挿入しています。そうすることで、親文字が移動した際にもオブジェクトが追従してくれるのです。 この手法が使えるのは挿入するオブジェクトが1色である場合に限られるのですが、導入により組版作業の工数を減らし、併せてミスのおそれも軽減することができました。図2:通常はインラインオブジェクトとしてひとつずつ本文中に組み込むため、手間がかかります。図3:フォント作成ソフトの画面。大きな括弧やマス目のオブジェクトを取り込んでフォント化を行います。http://www.meisho-do.co.jpMeisho-do Creative Report Vol.61工夫次第でデフォルトの機能以上の効果を出すことができます。当社の独創的なアイデアで作業効率や品質を向上させた実例を紹介します。DTP制作には様々なアプリケーションが使われますが、5152効率的なDTP制作の実例紹介

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